パワーヘルスのここだけの話
・定時出社定時退社でしたか。
H))あまりないです。
新人のときは早めに来ましたが、それでも8時でした。
いまは制度が変わり、9時30分が定時となっています。
忙しくないときは早めに帰ったりもします。
・ピークのとき徹夜とかあったのですか。
H))私はありませんでした。
担当する仕事次第で、徹夜する人もいました。
・入社してみて思ったよりもたいへんだったなという感じでしたか、それともこんなものだろうと思いましたし、楽しくなりました。
・全部で4人ですか。
H))いちばんピークのときは他のチームから応援が来ることもあります。
私たちも他のチームがピークの時にはヘルプに行きますし。
初めのころは想像していたよりたいへんだと思いましたが、だんだん仕事ができるようになると楽しいものです。
1時間との競争みたいになるときはありますか?。
H))新人のときはそれほど感じなかったです。
上の人がコントロールしてくれているし、このくらいならできるだろうというぐらいの仕事量を任きれていたと思いますので。
・そもそも入社したときに研修はあるのでしょうか?それともいきなり現場で上の人が教えてくれるのですか。
H))デザインの研修ではなくて、一般の新入社員が行うような、電話応対の仕方などの研修はありました。
それも1週間前後で終わり、その後現場に入って、周りが仕事を教えてくれるという感じでした。
新しいデザインのイメージっていつも温めておくのですか,それとも瞬間的に出てくるのですか?。
H))いろいろな本を見てやってみたいと思うことは確かにあります。
でも、実際にそうすることはまずありません。
結局、雑誌でもムックでも自分の本ではないので、クライアント側のオーダーに沿うように、そのときどきに応じてデザインしていきます。
・クライアントときちんとコ三二ケーシラして相手の意向を正確にくみ雷そのなかで自分なりのアイデアを盛り込んでいくという感じですか。
H))そこがちょっとした楽しみですね。
自分の作品ではないので独りよがりにならないように気をつけます。
・クライアント側とのやりとりではどういうことに気をつけているのでしょうか。
H))責任が重くなることです。
クライアント側とのやりとりとか、スタッフをコントロールして本ができる最後まで見届けないといけないですから。
私はコミュニケーションがあまりうまい方だとは思っていないので、言いたいことがきちんと相手に伝わっているか、気を遣います。
大きな組織だからこそ互いに刺激し合える・将来的にはプリーランスになろうという考えは?。
H))私はあまりフリーランスになりたいとは思っていません。
時間の使い方にメリハリが必要なので。
ふつうに仕事をして、ふつうに生活もするっていう切り分けをどうしてもしたいんです。
だから会社員向きというか、根っからの会社員デザイナーなんだと思います。
アートディレクターとして若いスタッフの面倒をみるのに苦労する点はありますか。
H))人それぞれだと思いますが、そんなイメージがしています。
学生時代の友人でほかのデザイン事務所に就職された方も多いと思います。
H))デザインしてもらったものを見て、たまに「あっ、こう来るんだ!」って驚かされることはあります(笑)。
でも、そんなに「違うな」というのは少ないので、手を焼くことはあまりありません。
H))相談できる人たちが多いのがすごくいいですね。
同じデザイン系の職場でも、小さい事務所だとスタッフの数も少ないじゃないですか。
そうすると、毎日一緒にご飯食べにいかなきゃいけないとか、窮屈と思うことがあると聞いたことがあって。
そう考えると、ここは自由度が高いのかもしれません。
・やはり大きい会社ならではのメリットがいろいろあるということですか。
H))なにかわからないことがあった場合も、周りの先輩とかいろいろな人にさまざまな意見が聞けるではないですか。
独りでやっていると行き詰まるときもあると思うし、何気なくしゃべっているときに出てくるアイデアって結構よかったりするので、私は何人かで仕事をするのが合っているのだと思います。
クライアントとか印刷会社にぜひ言いたいことはありますか。
理想的なデザインをするための時間がもっとほしいがあるわけですね。
媒体によりますけれど、mの依頼という仕事もあります。
匡影に立ち会うことも増えました。
私の経験では、1日から2,1本当はもう少しほしいですね?。
スケジュールがどんどんタイトになっているというか、回転が速くなっている感じがしています。
そのぶんデザインする時間が減ってしまうのが残念です。
自分のデザインする時間を確保したいからといって休日出勤している人が多いのです。
・速くなっているというのはどういうことでしょう。
H))材料をもらってからデザインを出すまでが短くなってきたのです。
原因ははっきりわからないのですが、印刷会社の都合ではなく、クライアント側の要望だと思います。
・特集で新規のデザイン差たとえば材料を受け取って見開きぺージをつくるのはどのくらいの時間がありますか。
H))そうですね。
でも、媒体によってかなり違うので、一概に言い切れません。
アートディレクターの場合編集会議とか撮影にも立ち会うんですか?。
H))媒体によりますけれど、出版社相手だと、特に編集者がしっかりしているので、レイアウトだけという仕事もあります。
反対に、企業相手の仕事になると、こちら側から企画を提案したり、撮るのですか。
1日から2日です。
・どちらがやりやすいですか?。
H))出版社の方と仕事をする方が、やりとりを積み上げていく感じはあります。
ルールの基本的なものももちろんわかってくれていますから、そういう面ではやりやすいですね。
企業相手だと、極端に言えば、「『文字玉』ってなんですか?」と言われることもありますから。
でも、ラフを書いたり、撮影に立ち会ったりするのも楽しいですけれど。
・文字組みが美しいのがよいのか写真がたくさんあるのがよいのかっていうのも、デザイナーの人によってこだわりがあるように思うのですが、Hさんはいかがですか。
H))私は文字組みの方が好きです。
たまに写真の配置の仕方がロジック的にわからないところがあったりするので、文字組みが美しい方が自分的にはわかりやすいですね。
・文字組みの美しさでこだわっているところはどういうところですか。
H))文字詰めでいうと、ラフな感じは意外と好きだったんです。
Mは細かい設定がいっぱいあるのですが、私はあまり数値にこだわらず、アキの感じなどを見た目で確認するようています。
でも、あくまで単なる道具なので、デザインそのものはアプリケーションソフトには左右されません。
デザイナーにとって必要な才能はなんだと思いますか。
H))一般的な職業とあまり変わらないと思います。
自分のイメージしたことを、きちんとアウトプットできるかどうかではないでしょうか。
絵にするのか、文章で書くのか、いずれにしても、相手にきちんと伝える能力だと思います。
株式会社アレフ・ゼロと並び、エディトリアル系専門のデザイン事務所としては大手の株式会社工ステム。
ただ、その歩みは大きく違う。
エステムには営業職の人間どころか、経理や総務のスタッフもいない。
同社の会社概要にあるように、「全員がデザイナーであり社員である」ことにかたくなにこだわっている。
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